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写真展「絶えない火」 @銀座ニコン フォト・プロムナード


銀座ニコン、フォト・プロムナードのコーナーで6月1日から写真の展示をさせていただきます。 タイトルは「絶えない火」 。 千葉県九十九里町にある、菅原工芸硝子株式会社さまの工場を取材させていただきました。 工場で働く、この道54年の硝子職人、塚本衛さんのドキュメンタリー写真を展示します。 ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。 関健作 写真展「絶えない火」 展示期間:6月1日(土)~6月28日(金)10:30~18:30 会場:ニコンプラザ銀座 住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目10−1 STRATA GINZA https://www.nikon-image.com/support/showroom/ginza/ ※日曜日定休/最終日は15:00まで

作家の在廊はありません。

千葉県九十九里町にある、菅原工芸硝子の工場。 ここにある溶解炉は1年を通して火を絶やさない。 約1400度に熱せられた硝子を、職人は短時間で美しい見事な形へと変えていく。 塚本衛さん、69歳。 15歳でこの道を歩みはじめ、54年間、硝子と対話し続けてきた。 年を重ねるごとに硝子工芸の面白さにのめり込んでいったそうだ。 硝子に触れていないと落ち着かないという塚本さんは、休日もタイムカードを押さず、工場に足を運ぶという。 「硝子は仕事であり、遊びでもある。自分にとって宝のようなものだ」と話してくれた。 工場内は、溶解炉の熱で常に真夏のような環境下。 そこで1日中、作業し続けるというのは過酷そうに見える。 しかし彼の硝子を見る瞳は生き生きしていた。 まるで新しいおもちゃを買ってもらった子供のように。 「体が動くかぎりずっと硝子に触れていたい」塚本さんの硝子に対する情熱は溶解炉のように熱い。 そして365日絶えることはない。 写真展詳しくはこちらから: https://www.nikon-image.com/support/whatsnew/2019/0524.html 菅原工芸硝子株式会社 http://www.sugahara.com/

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