K2を最も美しく見られる山へ
- 7月27日
- 読了時間: 3分

8月下旬から9月中旬にかけて、パキスタン・カラコルム山脈にある標高6,172mの IHAKORA PEAKに挑戦します。
なんでも現地人曰く世界で2番目に高いK2、標高8,611mが最も良く見えるピークなんだとか。
パキスタンの方からお話を聞いて「登ってみたいと」ビビッときてしまったんです。
登る理由は、それだけで十分でした。
エベレストに登ってから2年。
「次はどこを目指すんですか?」というご質問を本当に多くいただきました。
エベレストで出会った多くの登山家たちは、8000m峰14座や七大陸最高峰を目標にしていました。
その世界に身を置いていると、不思議なことに、自分も同じ土俵に立たなければならないような気持ちになってしまいます。
もっと高い山へ、もっと難しい山へ、もっと実績を。
「エベレスト登頂くらいでは注目されない」
そんな考えが、いつの間にか自分の中にも入り込んでいました。
写真家という競い合いに疲れ、純粋な憧れだけでエベレストに登ったはずなのに、そこにもまた別のレースがありました。
無意識のうちに競争を始め疲弊してしまう、それは昔からの悪い癖です。
そんな自分に気づき改めて「今の自分が素直に登りたい、心から見てみたい景色はなんだろう」と自分自身に問いました。
そして色々な山をリサーチをしている時、このピークに出会ったのです。
「K2を最もまじかで美しく見ることができる山」そこに惹かれました。
その景色を見てみたいと強く思いました。
エベレストでは、多くのことを学びました。
右足の親指と人差し指は凍傷になり、今でも感覚は戻っていません。
疲れがたまると、今でも痛みます。
技術的にも、判断の面でも、自分にはまだ経験が足りなかったと痛感しました。
カメラの扱いでも大失敗をしました。
だから今回は、「より高い山・より難しい」を目指すのではなく、自分の現在地を知る遠征でもあります。
始めて訪れるカラコルムという山域で行動し、パキスタンの文化に触れ、現地の人たちと山を歩く。
その経験を通して将来、この地の峰々に挑戦できるのか。
その可能性を確かめたいとも思っています。
競争心ではなく、好奇心に導かれて歩く。
自分が見たい景色へ向かう。
それが今の自分に合うスタイルな気がしています。
今回の遠征でどんな写真を持ち帰れるのか。
ぜひ楽しみにしていてください。
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トークイベントのお知らせ
Type Slowly PRESENTS
「エベレスト、40歳からの挑戦」
内容:
・エベレスト遠征で見た景色と、その舞台裏
・挑戦を終えたあとに感じた葛藤
・今回挑戦する IHAKORA PEAK 遠征について
日時:
2026年8月2日(日)15:00~
会場:
〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷1丁目9-14
BOOKSHOP TRAVELLER(祖師ヶ谷大蔵)2F ギャラリースペース
参加費:
1,000円(要予約)
ご予約:
Type Slowly 圓尾
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