英語の恩師大森善郎さんが本を出版しました
ぼくの英語の恩師、大森善郎さんが本を出版されたので紹介します。
「善活のすすめ」
自分の生きがいと、喜びの生活を見つかる「善活=慈善活動」を紹介する本。
大森さんの経験、分かりやすい文章、かわいいイラストとともに、
誰でもできる「善活」、そこから得られるものを知ることができます。
ちなみに54ページに「ブータンで活躍する教え子」としてぼくも登場します。
大森さんとの出会いは大学を卒業してすぐのころでした。
青年海外協力隊・ブータンで体育教師の合格通知をもらい、進路は決まっていた。
しかし、大きな不安があったのです。
合格通知にはこう書かれたいました、「条件付き」。
条件は、英検2級レベルのライセンスを取得すること。
英検2級とは、だいたい高校卒業レベルの英語力でした。
海外に憧れがあったものの、英語が大の苦手だったぼく。
大学の先生からも「正直、きみは小学生と同じくらいのレベル」と言われていました。
実際A~Zまで自信をもって言えなかったくらいです。
高校も大学もスポーツ推薦で入ってしまったもんだから、受験勉強を一切やったことがなかったんですよ。
これはまずい・・・。
合格通知をもらったのが2月、このとき大学を卒業したばかりの3月だった。協力隊の訓練が始まるのが10月。8月の終わりまでには英検2級レベルの英語力を求められていたのです。
すぐに英語の学校にに通わねば!と思いました。
しかし、大学を卒業してアルバイトをしていたぼく。お金がほとんどない。
英語の学校をあれこれ調べた結果、小学生や中学生の通う塾なら金銭的に行けると思ったんです。
いくつか塾を見学する中で、出会ったのがワイズアカデミーという塾の代表をされていた大森さんでした。
大森さんの学習方法の説明は画期的だったし、これなら!という希望がみえた。
そして大の大人にも関わらず、快く塾に受け入れてくれました。
そしてビシバシと英語を鍛えてくれたんです。
彼の教える英語はこれまでの学習の概念を覆すものばかりでした。
とにかく面白くて、熱中してしまった。
何よりも他の子どもたちと同じように、厳しく指導してくれたことがありがたかった。
塾に通っているのがほとんど小学生や中学生でした。
ぼくの右隣には小学4年生の女の子、左隣には5年生の男の子いました。
「ねえ、おじさん。なんでぼくらと勉強しているの?おかしくない?気持ち悪くない?」
とほぼ毎日声をかけられました。
この時は胃がキリキリしましたね。
ただ、このことでふっ切りてプライド全部捨てて小学生レベルから英語をみっちり鍛えることができたんです。
そして8月には英検2級レベルの英語力を手に入れ、無事に協力隊に参加することができました。
大森さんからは英語だけでなく、世界で働くために必要なスキルも教えていただいた。
たとえば速読、時事を学び自分の意見を持つこと、パソコンの高速ブラインドタッチ、インターネットでのコミュニケーション。
などなど。
これらは今の生きていますし、語学が苦手で苦手でしょうがなかったぼくがブータンのゾンカ語の通訳とかコーディネーターができているのもこれが原点です。
こんな先生ともっと早く出会っていたら勉強を楽しく習得できなのにな〜と今でも思います。
そんな大森さんの初の著書「善活のすすめ」ぜひ読んでみてください!
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【News】
日本・ブータン外交関係樹立30周年記念事業
ブータン-しあわせに生きるためのヒント-
日時:2016年5月21日〜7月18日
場所:上野の森美術館
Bhutan day
~ブータンの幸せを考える1日〜
日時:8月6日(土)
場所:愛媛県宇和島市 木屋旅館
「平和・国際都市 渋谷」講演会
幸せの国ブータンが教えてくれたこと
日時:2016年7月29日(金)14:30-16:00(会場14:00)
場所:ケアコミュニティ美竹の丘2階多目的ホール
ブータンの笑顔に出会う旅
写真家 関健作 同行 バンコク発着6日間
日時:2016年8月22日(月)〜8月27日(土)
コニカミノルタプラザ
にて2016年9月27日~10月7日まで写真展開催決定!
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