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  • 関健作

嫉妬心とうまく付き合う


写真:写真を見るキンレー(左)とその家族・Bhutan2016 NikonD4 Sigma 24mm F1.4

先日6月のブータン取材でもイスナ村の少女、キンレーを撮影してきた。

毎回写真プリントしてをプレゼントするんだけど、最近周りの嫉妬心が気になってきた。

「おれたちには写真ないの?」って言ってくる人がけっこういる。

中には「おまえはいつもある家族しか仲良くしない!」と怒り出す人も現れた。

「幸せの国ブータン」に別のキャッチコピーをつけるとすれば「嫉妬の国ブータン」とぼくは名付けるだろう(笑)

これは昔ブータンに暮らしていたときにも強く感じたこと。

ブータンはコミュニティが小さいし、人の会話が最大の娯楽だから、ぼくがする行動はだいたい周りの人に筒抜状態だった。

例えばいい写真が撮影できたから、とぼくがある人だけに写真をプレゼントすると、次の日村中の人がそれを知っていて、「自分にはないの?」って尋ねてくる人がけっこういた。

村では昔から周りと同じことが当たり前だった。

人と同じ生活レベルだとお互い助け合うことができるんだけど、周りにチャンスを得る人が出てくると素直に喜べなくなる。

それは人間の自然な真理だと思う。

やはり人ってどこでも似ている。

しかし、人間関係が非常に濃い・そして感情に素直な人が多いブータン人コミュニティではそれの嫉妬心が鮮明に現れる。

昔は教師だったからその嫉妬心をうまく管理しようと心がけた。

いくら魅力的な生徒がいても学校では、平等に写真を撮っているように見せるとか。

でも今は写真家なんだから、平等になんてできない。

そもそも写真なんて、自分がいい!と思ったものを撮らなないと感覚が鈍る。 全員にいい顔をしてたらいつまでたってもつまらない写真しか撮影できない。

これからもブータンとは付き合っていきたいし、いい写真も撮りたい。

だから彼らの嫉妬心とどううまく付き合っていくのか、がこれからの課題だと思っている。

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【News】

日本・ブータン外交関係樹立30周年記念事業

ブータン-しあわせに生きるためのヒント-

日時:2016年5月21日〜7月18日

場所:上野の森美術館

http://www.bhutan2016.jp

ブータンの笑顔に出会う旅

写真家 関健作 同行 バンコク発着6日間

日時:2016年8月22日(月)〜8月27日(土)

http://gnhtravel.com/archives/4865710.html

コニカミノルタプラザ

にて2016年9月27日~10月7日まで写真展開催決定!

http://www.konicaminolta.jp/plaza/

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#嫉妬心 #ブータン #Bhutan

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