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  • 関健作

人の数だけブータンのストーリーがある


写真:パロ渓谷の田んぼ・Bhunta2015

NikonD800

Sigma 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM

F8,ISO200

ブータンの旅の特殊なところは、ブータン人ガイドが必ず旅に同行するところだ。

個人旅行が好きな人にとってよく思わない人もいるかもしれないが、このガイド制度、多くの旅行者から評判がいい。

なぜなら、ブータン人のガイドは文化・政治・食文化・自然・恋愛事情まで事細かく、しかも親切に教えてくれるからだ。

しかもそれぞれのガイドはとてもユニークでフレンドリー。

旅が終わる頃には友達になっていることが多い。

ブータンの旅の醍醐味はガイドや人との交流なのだ。

昨日まで、作家の山元加津子さんのツアーに参加させていただいた。

今回の旅は参加人数が多かったので、4人のブータン人ガイドがついた。

リンチェン(知恵の湖)さん

ソナム(祝福)さん

タシ(吉祥)さん

サンゲ(仏陀)さん ※ブータンの名前には一つ一つ意味がある。

ブータンガイドの面白いところは4人いたら4通りのストーリーがあるところだ!

今回もツアーの方々から、ありとあらゆる質問がガイドに投げかけられた。

その一つ一つに4人のガイドは一生懸命ジョークを交えて答えてくれるのだが、

4人に同じ質問をすると4人とも違うストーリーが返ってきた。

それがブータンの面白いところ。

お話大好きブータン人の情報は口から口へ伝わる。

だからそこに、いろいろな人の解釈や考え方が混ざってしまう。

案の定、今回の旅でも、4人のガイドで王室についての考えが別れ、討論になっていた。

討論の結果、結局「分からないけど、ま、いいか!」ってなる。

ブータンだとこんな感じが多い。

面白い人生を歩んできたブータン人は面白いブータンを話すし、真面目な人生を歩んできたブータン人は真面目なブータンを話す、仏教に興味がある人は仏教のことばかり話す。

だから一人のブータン人からの情報を聞いて、「それが正しいブータン!」と思っしまうのはもったいない。

日本でブータンに行ったことのあるって人、ブータンに詳しい人とお話をするとき、時々こんなことが起こる。

「あなたのブータンは間違っている。私はあるブータン人にこうやって教わった。」

と、そんなご指摘を受けるのだ。

ちょっとイラっとするんだけど、そこで反論するのはもったいない。

僕はその人の見てきたブータンの話を必ず聞くことにしている。

なぜなら、また新しいブータンのストーリーを発見できるからだ。

「おお!そんなブータンがあるんだ!」って。

だから、今回の旅でもたくさんのブータン人と話したし、

ブータンを見てきた日本人と話したいと思っている。

#ブータン

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